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ビートたけし日本映画会に苦言?主演「女が眠る時」舞台挨拶にて [映画]

ビートたけしさんが、自身の監督作品以外では約12年ぶりとなる、

映画「女が眠る時」に主演しました。

気になる初舞台挨拶が2月27日(土)に東京有楽町の丸の内TOEIで行われました。



舞台挨拶には、たけしさんをはじめとする共演者と今回の作品の監督が登壇しました。

登壇した共演者の顔ぶれは・・・

・西島秀俊さん

・忽那汐里さん

・小山田サユリさん

そして監督の

・ウェイン・ワさん

となっています。

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http://natalie.mu/eiga/news/153645



たけしさんはこの映画について、

「ご覧になった皆さんの頭の中で、きっと知性と感受性が戦っているはず。

そういう意味では、頭のエンターテインメントと言える。

私自身、一体どのように解釈したらいいか分からなくなったこともある。

今回ワン監督はよくぞこの映画を作ってくれた!と思っている。

見た後に何時間でも討論できるようなこの作品で、今の日本映画界が刺激を受けてくれれば。

そしてもう一度映画の原点に戻れるようなそんな作品だ」

と語ってくれました。

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http://news.mynavi.jp/news/2014/10/25/145/

西島さんは

「見終わった皆さんは、少しボーっとされていますね。

僕もそうでした。是非気持ちいい夢を見たような余韻を楽しんで欲しい」

と感想を述べられました。


ワン監督は
「今回の映画を作った自分が、見るたびに新しい解釈、そして答えを見つけるような作品です。

この映画を見る方も、自分の感性で自分なりの答えを見つけて下さい」

と語ってくれました。




そしてたけしさんは、

「今の日本映画界は、エンターテイメント重視で、

話題になるのは興行収入や入場者数についてだけ。

まるで遊園地のような映画がもてはやされる!」

と日本映画界の現状に対する苦言もチクリ。

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http://www.cinemacafe.net/article/2016/02/27/38242.html

今回たけしさんは、「ビートたけし」として、12年ぶりに自作以外の映画に主演されましたが、

撮影前にウェイン・ワン監督からあることを告げられたそうです。

それは・・・

「今回の映画はこれまであなたが作ってきたヤクザ映画に近い作品です」
と言うことだったようです。

たけしさんはこれを聞いてどう思ったのでしょうか。

そして今回一緒に出演した西島秀俊は、たけしさんの演技の凄まじさを目の当たりにしたとも言っているようです。

そんな今回の映画「女が眠る時」は私たちに、

「遊園地のような映画ではなく、見る人の頭の中のエンターテイメント
あなたがその楽しさと答えを探して下さい」

と、たけしさんや監督から宿題を出されたような、そんな気がしました。



『女が眠る時』は2月27日(土)より全国にて公開しております。

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